自己紹介

挨拶(あいさつ)と自己紹介は、出会った相手と最初に交わすコミュニケーションの出発点です。これは英会話でも同じです。英語の自己紹介フレーズも、内容は日本語の自己紹介と同様ではありますが、定番といえる英会話フレーズが多くあります。 自己紹介によく使われる英語表現を知っておくと、話題も広がりやすく、その後の会話も弾みます。場面に応じて表現を使えるよう備えておきましょう。
はじめに

出会ってはじめに交わすコミュニケーションは、まず握手、それにアイコンタクト、さらに並行する形で自己紹介、という流れが基本です。 日本では初対面で握手から始める場合は限られますが、欧米などの文化圏では握手はいたって普通に行われます。握手の代わりにハグする地域もあります。 握手は接触そのもの、互いの心理的な距離感も縮まり、信頼できる相手とわかります。アイコンタクトも非言語コミュニケーションとして重要です。 自己紹介を述べる際には、まず自分の名前を述べることになりますが、その直前か直後に「出会いの喜び」を伝えましょう。お会いできて嬉しい、と明示することで、相手への敬意も伝わりますし、場の雰囲気もずっと快いものになります。
Hi. Hello. Nice to meet you. はじめまして
Let me introduce myself. 自己紹介させてくださいMy name is ~. 私は~と申します I'm ~. 私は~です Please call me ~. ~と呼んで下さい
I am glad to meet you. お会いできて嬉しく思いますLovely to meet you. Pleased to meet you. お会いできて光栄です
※「マイネームイズ・・・」を学校英語と侮ってはいけなません
相手の自己紹介を聞き、反応する

相手が自己紹介してくれている場面では、聞き手としての立ち回りも重要です。ただジッと黙っ聞いていると、興味がないのかしらと受け止められてしまいます。 聞き手に回っている時は積極的に能動的に反応を示すように少し意識してみましょう。これは自己紹介の場面に限らず英会話全般にいえる「あいづち表現」の基本です。 聞き手は、あいづちを通じて、話を聞いていること、話の内容を理解していること、そして話の内容に興味があることを話し手に伝えます。 ただ日本語会話の感覚で「あいづち」をイメージすると、ウンとかへぇというような生返事を連想してしまいがちですが、英会話におけるあいづちは、もっと中身のある、話し手の側に回るような発言です。
How do you do? お元気ですかNice to meet you too. お会いできてこちらも光栄です What can I call you? 何とお呼びしたらよいでしょうか We haven't introduced ourselves yet. 自己紹介がまだでしたね I have heard a lot about you. あなたのことはお聞きしていましたよ I have been looking forwadr to meeting you. お会いできるのを楽しみにしていました
自分の経歴・出身について述べる場合

出身地や居住地、あるいは出身校や最寄り駅といった情報は、個々人の基本情報であり、おおよその人となりを知るための手がかりとして有益です。 互いに持っている情報でもあり、自己紹介として述べ合うことで会話が継続します。さらに都市名や学校名を切り口に会話を広げていくこともできます。
I'm originally from~ 私は~出身ですI was born in~ 私は~で生まれました I grew up in~ I was brought up in~. 私は~で育ちました My home town is ~. 実家は~にあります I live in~. ~に住んでいます The nearest station is~. 最寄り駅は~です
趣味について言及する場合

自己紹介の流れから、そのまま互いの趣味や関心事に話題が向くこともよくあります。自然と趣味の話題に流れていくこともありますし、質問術として趣味の話を振ってもよいでしょう。 「~に夢中」を表す英語表現 興味関心の対象を知ることで、より具体的に、人物像が見えてきます。共通点が見いだせれば意気投合、心理的距離もさらに縮まりますし、相手をもっとよく知りたいという積極的な気持ちも増してきます。もちろん、自分がよく知らない分野だったとしても、いくらでも会話を広げていく余地があります。
What do you usually do in your spare time? What do you enjoy doing in your free time? 趣味は何ですかWhat are you into? 何かハマっていることはありますか I like ~. ~が好きです I'm really into~. とても~にハマっています I'm crazy about~. ~に夢中です I'm a big fan of~. ~にとても夢中です
日本語の「趣味」に対応する英語表現としてはホビー(hobby)が思い浮かびますが、英会話における「ご趣味は?」の質問では hobby や bobbies といった表現は基本的に使いません。「興味がある」「ハマっている」というニュアンスなら into を使って表現すれば、英会話フレーズとしてコナレた感が演出できます。
近況を話題にする場合

今現在はどうしているの?という質問は、会話の中で登場する頻度の多い話題です。英会話の中では What do you do? の質問が「現在のご職業は?」という意味で使われます。
What do you do? 何をなさっていますかI'm a student at the University of~. 私は~大学の生徒です I'm working as ~. 私は~として働いています I work at~. 私は~で働いています
ただ、会話の序盤でいきなり職業について尋ねたり仕事について話題を振ったりすることは非礼・失礼でありタブーと感じる文化圏もあります。序盤でむりに話題を振ろうとせず、タイミングを見計らいましょう。
雰囲気を察して話題を変えよう

よかれと思ってしたこと・言ったことが相手の気分を害してしまう場合もあります。これは文化や習慣の違いによるものですから、ある程度は致し方ないところではあります。思いも寄らない話題がタブー視されていたりするものです。 会話中は相手の表情や声のニュアンスなどにも意識を向けて、不穏な雰囲気を感じたら話題を他の方面に変えてしまいましょう。英会話が自分語りに陥らずにコミュニケーションできていれば、話題転向の必要を察することは決して困難ではありません。 それとなく話題を変えたり逸らしたりすることが難しかったり、明らかに相手が不快感を抱き始めている様子が感じられたら、マズい話題を振ってしまったことを率直に詫びて「話題を変えましょう」と述べてしまってもよいでしょう。
Let change the subject. 話題を変えましょうI hope you are not offended. 気分を害されてないといいのですが I'm sorry I asked. 聞いてしまってごめんなさい Are you comfortable with~? ~でも大丈夫ですか
初対面で話題にするようなことではない(失礼にあたる)タブー事項は、もちろん文化によっても違ってきますが、西欧圏をはじめ多くの国や地域は次のような点は避けた方が無難です。
収入・稼ぎ
信仰・宗教
血液型
年齢
プライバシーや個人の内面性に深く食い込んでくるような話題は基本的に歓迎されません。血液型も、占いのネタにする文化は日本を含めごくわずかで、たいていの国では輸血時に気にする程度の個人的情報です。 「付き合っている人はいる?」とか「結婚はしている?」といった異性に関する話題も、失礼と思われやすい話題です。まあ、初対面でいきなり尋ねるような話題でありません。…… かと思えば、多少打ち解けてくると相手からこの質問が飛んできて面食らうこともあります。 海外で出会ってすぐ友達になれる必殺の英会話「質問」フレーズ
話し終え方を互いに気持ちのよいものにする

終わりよければ何とやら、何事も最後に受けた印象が全体の印象を大きく左右するものです。 会話を終えるタイミングが来たら晴れやかな気持ちでお別れのあいさつを交わしましょう。出会って最初のあいさつと同様、相手への感謝を示す言葉を添えること、また、あらためて握手を交わしましょう。
It was nice talking to you. お話できて良かったですI had a splendid time with you. 素晴らしい時間を過ごせました Hope to see you again. またお会いしましょう
自己紹介も会話の一部に過ぎませんし、互いを良く知り合うための情報に過ぎません。「英語」「英会話」「自己紹介」といった要素に囚われすぎると、「コミュニケーション」という要素が希薄になりがちです。 会話において大切なことは相手をもっとよく知りたい、相手を好きになりたいという気持ちです。これが根本にあれば、自己紹介や質問の内容あるいは英語表現に迷うこともありません。

because of」は汎用的なで無難な言い方

英会話の中で理由や原因について表現したい場合、一般的には前置詞句の「because of」や「due to」、「owing to」のような言い方が使えます。場面によっては「thanks to」も使われます。こうした表現を、ニュアンスごとに使い分けられるようになると、表現力がグッと広がります。 ちなみに、「due to」「because of」「thanks to」の直後には決まって名詞が置かれます。
「because of」は汎用的なで無難な言い方
「because of」は日常英会話の多くの場面で無難に使える表現です。原因・理由の内容がポジティブなものであってもネガティブなものであっても使えます。 Our project succeeded because of his effort. (彼の努力で私たちのプロジェクトは成功した) The match was postponed because of the rain. (雨天のため試合は延期になった)
「due to」も一般的な便利な言い方
「due to」もさまざまな文脈で使える一般的な表現です。「because of」に比べるとフォーマルな場面での英会話や文書などで多く使われます。 「due」には「~に帰する(べき)」という意味合いがあります。「~のせいで(~になってしまった)」というようなネガティブなニュアンスで使われることもままあります。 Due to the typhoon the train service was stopped. (台風のせいで列車の運行が止まった)
「owing to」はやや形式的表現
「owing to」も「due to」と同様に幅広く使える表現ですが、口語的ではなく、日常会話ではあまり用いられない言い方です。 この表現はポジティブな要因にもネガティブな要因にも用いることができますが、「owing」の語そのものには「(借りがあって)未払いで」や「原因を帰するべき」といった意味合いがあります。
「thanks to」はポジティブな内容を示す
「thanks to」は理由となる内容を嬉しく思っているというポジティブな内容を示す際に特に使われる表現です。「~のおかげで」という訳がぴったりくるでしょう。 たまにネガティブな要因を皮肉ってthanks toで述べることもあります。 Thanks to him, our team won the victory. (彼のおかげで、私たちのチームは優勝した)

電話の応対

「Sorry, could you speak a little more slowly? I can't follow you.」 (すみません、もう少しゆっくり話してもらえますか。ちょっとついていけていません。)

「Sorry, could you say that again for me? I couldn't really hear you.」 (すみません、もう一度繰り返してもらえますか。よく聞こえませんでした。)
「Sorry, could you rephrase that more simply? I don't understand what you said.」 (すみません、もう少し簡単に言い換えてもらえますか。仰っている意味がわからなくて。)
英文がパッと出てこないときでも、「Sorry?」と聞き返して繰り返してもらったり、意味がわからなかった単語を上がり調子でリピートして易しい言葉に直してもらったりするだけで、その後の意思疎通のトラブルを防ぐことができます。
電話のかけ方

相手が電話にでたらまず挨拶。日本語の「もしもし」に当たる「Hello」や、「Good morning / Good afternoon」を時間にあわせて使います。その後、かけた相手を確かめ、自分の名前を告げます。このとき自分も相手も「This」で指すのが電話の決まり表現で、○○さん宅、○○さん家は「名前の複数形+'」で表します。
▼電話をつないでもらうとき

「Hello. Is this Mr.Browns'? This is Yamada calling. May I speak to Mary, please?」 (もしもし、ブラウンさんのお宅ですか? 山田ですが、メアリーさんにかわってもらえますか。)
「Hello. This is Yuki speaking. Is Emma there?」 (もしもし、ユキです。エマはいますか?)
「Good afternoon. This is Mr.Suzuki of ABC company. May I speak to Mr.Jones in the Account Management Section, please?」 (こんにちは、私ABCカンパニーの鈴木と申します。営業部のジョーンズさんはいらっしゃいますか?)
▼相手が不在だったとき

「About what time will he back?」(彼はだいたい何時ごろお戻りになるでしょうか?)
「May I leave a message?」(伝言をお願いしてもいいですか?)
「I'll call him again tomorrow.」(明日、またかけ直します。)
「Would you just tell her that I called?」(彼女には電話があったことだけ伝えてもらえますか?)
「Please tell him to call me when he gets back.」(戻ったら私に電話するよう彼に伝えてください。)
電話の受け方・取り次ぎ方

「Hello?」(もしもし)と電話に出ます。会社や店舗では「Thank you for calling.」(お電話ありがとうございます。)と電話を受けることもあります。 プライベートでは必ずしも先に名乗る必要はありませんが、ビジネスの場では「This is~speaking」とまず自分を名乗ってから相手の名前や用件を尋ねるのがマナーです。
▼相手の名前、用件を尋ねるとき

「Who’s calling,please?」 (どちら様でしょうか?)
「May I have your name, please?」 (お名前を伺ってもよろしいでしょうか?)
「What company are you with?」 (どちらの会社の方ですか?)
「How may I help you?」 (ご用件は何でしょうか?)
「Whom would you like to speak to?」 (どちらにご用件がおありでしょうか?)
▼電話が自分宛てのとき


-Is Mr.Yokota there?- (横田さんいますか?) 「This is he.」 (私ですが。)

-Is this Mr.Suzukis'?- (鈴木さんのお宅ですか?) 「Yes, it is.」 (はい、そうですが。)

-May I speak to Yuki?- (ユキさんお願いできますか。) 「It's me.」 (私です。)
「This is he / she.」(男性はhe, 女性はshe)が定番ですが、カジュアルな場面では「It's me.」がよく使われます。
▼他の人に取り次ぐとき

「Hold on, please. I'll get her.」(少々お待ち下さい。彼女にかわりますので。) 「Just a moment, please. I'll transfer you to the person in charge.」(少々お待ち下さい。担当者におつなぎします。)
▼不在のとき

「He is out now.」 (彼は外出中です。)
「She is not here right now.」 (彼女は今席を外しております。)
「He is not back yet.」 (彼はまだ戻っておりません。)
「I'm sorry, she is on the other line now.」 (すみませんが、いま彼女は別の電話中です。)
留守番電話のメッセージ

外資系や海外の会社では、社員が各自の電話番号をもっている場合があります。そのため担当者が出張やお昼休憩の時など、留守電になるシチュエーションも多くあります。
留守電に伝言を残すときのフレーズ

伝言を残すときは、氏名、用件をはっきりと簡潔に述べることを意識し、折り返し電話がほしい、メールを見てほしい等、伝言を聞いた相手にどうして欲しいのかをちゃんと伝えることが大事です。
「Hello. This is Matsuda. I’m calling you to conform the schedule of next meeting.」 (もしもし、松田です。次回打ち合わせのスケジュール確認のため電話しました。)
「I'll call you later. Thank you.」 (また後でかけ直します。では失礼します。)
「Please call me back when you hear this. Bye.」 (これを聞いたらかけ直してください。じゃあね。)
「Please give a call at xxx-xxxx.」 (xxx-xxxxにお電話ください。)
「Please check the mail I sent you this morning. I'll catch up with you this evening.」 (今朝送ったメールを見ておいてください。では今夜会いましょう。)
留守番電話の応答メッセージ

海外の人から電話がかかってくることが多い場合は、英語の応答メッセージを用意しておくと相手に親切です。最近は防犯のため名前ではなく電話番号を言う人も増えています。
「Hello, no one can answer the phone now.」 (ただ今電話に出ることができません。)
「Sorry, we're not at home.」 (ただいま留守にしております。)
「I'm out for a business trip and not available today.」 (出張のため本日はおりません。)
「I'm out for lunch and will be back by 3 p.m.」 (ただいまお昼休憩に出ていますが、午後3時には戻ります。)
「Please leave your message after the tone.」 (ピーッと鳴ったら伝言をどうぞ。)
「This is xxx-xxxx. Please leave your name, number and a short message after the beep.」 (こちらxxx-xxxxです。発信音のあとに、お名前とお電話番号、ご用件をお入れください。)
「In case of emargency, please call at xxx-xxxx.」 (緊急の場合は、xxx-xxxxにお電話ください。)
電話会議

電話会議は、挨拶とアイスブレイク(世間話)→メンバーの確認→アジェンダ(議題)の確認→会議のゴールを共有→本題→決定事項のまとめ、という大まかな進行パターンをあたまに入れておくことが大事です。 英語力に自信がない人ほど事前の準備に力を入れましょう。自分が会議の進行役のときは、通訳など英語ができる人の力を借りてレジュメを準備し、あらかじめ参加者に送っておく・想定される質問の答えを用意しキーワードとなる英語を把握しておくなど工夫することで、ぐっと有意義な会議になります。
レストラン、ホテルなどの予約の電話

海外でのレストランやホテルなどの予約の電話では、日時、人数、プランなどの希望条件をちゃんと伝えるのはもちろんですが、店側が復唱する予約内容をしっかり聞きとることが大切です。「希望通りの時間に席がとれていなかった」「予約したつもりの部屋じゃなかった」と行ってから気づいて途方にくれるなんてことのないように、電話中に再確認するようにしましょう。
海外レストランを満喫するための基礎知識と英語の定番フレーズ集
プライベートでの挨拶、お礼の電話

贈り物をしてくれた親戚や友人にすぐお礼を伝えたいときや、何か手伝ってくれた人に感謝したいとき、子どもが迷惑をかけてしまった人にすぐ謝りたいときなどには電話で気持ちを伝えます。
「そろそろ寝るね」と電話を切り上げたいとき

明日は朝が早いからそろそろ話を切り上げたい…というときによく使う「そろそろ寝るね」というフレーズは、英語では「I'm going to go to bed.」と言います。 日本語では「そろそろ」という言葉でニュアンスを和らげていますが、英語は直接的な表現をすることが多いため、このようなフレーズでも相手に失礼なく話を切り上げることができます。
「will」より「be going to」のほうが自然

上記の英会話フレーズでは、「be going to」の代わりに助動詞「will」を用いることもできます。ただし、「be going to」はすでに心に決めている事柄、「will」はその場で決定した事柄について話すときに用いられることが多く、「そろそろ寝る」という事柄は、相手に伝えるときには自分の心の中ですでに決定した事柄のため「be going to」を用いるほうが自然です。 また、「will」は強い意志を表すときにも使う表現です。「I will go to bed.」と言う場合には、「絶対にもう寝るんだ」という強いニュアンスで受け取られてしまう可能性があります。
▼「sleep」と「go to bed」の違い

「寝る」というと「sleep」を連想しがちですが、「sleep」は「眠っている」という状態を表す単語です。それに対し「go to bed」は「就寝する」という行為を表す単語のため、電話の相手に「そろそろ寝るね」と伝えるときには「go to bed」を用いるほうが適切です。ベッドに入りながら電話やメールをしている場合には、「I'm going to sleep.」と言うこともできるでしょう。
電話英会話の力をつける勉強法

電話で必要なリスニング力を強化するには、ネットラジオがおすすめです。映像無しで耳に意識を集中させて理解しようとすることで、話し手の様子や話の内容のシチュエーションを想像しながら聞き取る訓練ができます。 英語学習者向けのゆっくりとしたスピードで丁寧な発音のニュースが聞けるアメリカのVOAや、コンテンツが豊富なイギリスの有名どころBBCなど、リスニング力強化に役立つたくさんのサイトがあります。スクリプトが公開されているものも多いので、一度めは何も見ないで聞いて内容の大枠をつかむ、二度めはスクリプトを見て正確な文章を目で追いながら細部まで聞き取る、など自分にあった効果的な勉強法を試すことができます。
難しそうな電話英会話も、基本フレーズを抑えれば問題なし!

難易度が高く感じられてしまう電話での英会話ですが、基本のフレーズを抑えれば臆することなく電話ができます。 レストランや病院の予約、友達との約束などいろんなシチュエーションで電話で英語を話してみましょう。

英語で道案内

フレーズ

英語で道を聞かれる場合、どんな風に声をかけられて、どんな風に会話が進んでいくのか、想像してみましょう。 会話の内容は変わっても、会話の基本構成は変わりません。まずは芯を捉え得ておくことが大事です。
典型的な道案内の会話

教科書に登場するような「お決まり」の道案内のやりとりは、おおむねこんな風でしょう。
TellerE Excuse me, Do you speak English? すみません、あなたは英語を話しますか
Just a little bit . May I help you, sir? ほんの少しなら。何かお困りですか
TellerE Thanks. So, I wanna go to subway station. Could you tell me how do I geto there? ありがとうございます。地下鉄駅に行きたいのですが、ここからどうやっていけば良いのでしょう?
(地図を見せ指差しながら) So, now, we are here. 今、私たちはここにいます First, take this way and go straight about three minutes. Next, you can find a big shopping building and turn left at this corner. You can reach at the station. まず、この道をまっすぐ3分ほど進んでください。 そうすると大きな建物があるのでその角を左に曲がってください。 そうすれば、駅に着きますよ
OK, thank you so much! 分かりました。ありがとう
You are welcome. どういたしまして!
このように、何を聞かれているのかを理解することができれば、相手が納得する道案内をしてあげることができます。
道の聞かれ方フレーズ集

道を聞かれるときには、大きく分けて2つの質問をされる場合があります。「行きかたを教えてほしい場合」と「ここに何があるのか教えてほしい場合」です。 これらの場合に分けて、よく使われるフレーズを見てみましょう。
1 場所や行き方を教えてほしい場合

まずは、もっともスタンダードな道や場所の行きかたの聞き方です。
Could you tell me where ... ? ~はどこにありますか
Do you know where is ... ? どこに ~ があるか、教えていただけませんか
How do I get to... ? ~へはどのように行けばよいのでしょうか
2 近くに何があるかを教えてほしい場合

次は、自分が近くにいることを把握している上での道の確認です。
Is there... near here? Is there... nearby? この近くに、... はありますか
I'm looking for ..., how can I get there. ... を探しているのですが、どうやって行けばよいのでしょうか
道案内の際に使えるフレーズ

では聞かれていることがわかったら実際にはどのようなフレーズを使って道案内をすればよいのでしょうか? 分かりやすい道案内に使える、おすすめのフレーズがあります。
道案内で使えるフレーズ10選

1. 場所や行き方を教えるフレーズ

歩きの道案内編

道を歩いているときに英語で道を聞かれたら、このようなフレーズが役に立ちます。
This way! こちらです
Turn left and go stright. 左に曲がってまっすぐ行ってください
Go straight until you get to the big supermarket on your left. 左にスーパーが見えるまでまっすぐ行ってください
Take the first right. 最初の通りを右に曲がってください
交通手段編

また、駅や電車の中で英語で乗換えなどについて訪ねられた場合にはこのような応対が可能です。
Take the Chuo line going toward Takao and get off at Shinjuku station. 中央線の高尾行きに乗って、新宿駅で降りてください
Change to the Yamanote Line at Sinjuku station. 新宿駅で、山手線に乗り換えてください
It's about 10 stops from here. ここから10駅ほどで到着します
2. そこにあるものを伝えるフレーズ

どこになにがあるのか、を伝えるのに便利なフレーズもあります。
There is a Ueno Zoo near the National Museum of Western Art. 国立西洋美術館の近くには動物園があります
3. 何かをおすすめするフレーズ

また、相手に勧める方法がある場合のフレーズがこちらです。
I suggest you to take a metro to get to Asakusa. 浅草に行くには地下鉄に乗っていくほうが良いですよ
I suggest you to go to Shinjuku Metropolitan Government for the beautiful night view. 新宿の都庁に行って、夜景を見るのをおすすめします
自分も道を知らない場合の対応とフレーズ

道を訊ねられたけれど自分もこの辺の地理はよく知らない、という場合もよくあります。それは致し方ないところです。 分からないなら「分からない」と率直に伝えましょう。英語では謝意と理由を簡単に述べる言い方が普通です。相手もすんなり了承してくれます。
わからないことを素直に伝える

Sorry, I don't know... ごめんなさい、私もよく知らなくて
とりあえず「分からない」と伝えられる簡素なフレーズ。
Sorry, I’m not familiar with this area. ごめんなさい、この辺りには詳しくないんです
やや詳しく具体的に理由を伝えてあげると、誠意が示せます。余裕があればこの位の理由表明はしておきたいところです。
調べる、他の人に聞くように伝える

自分に土地勘がないためうまく説明できないという場合、「代わりに調べてあげる」ことで十分に手助けできます。日本語の地図アプリで道を示してあげたり、近所の人らしい方に道を聞いてあげたり、交番があれば案内してあげたりするのもよい手でしょう。
Sorry, I'm not sure where is it, but I try to search on the internet, please wait a minute! すみません、これがどこにあるのか確かではないのですが、インターネットで調べてみるので少し待ってください
So, I will ask someone for you. 他の人に聞いてみます
覚えておくと道案内がはかどる単熟語10選

道案内のシーンでよく使う単語やフレーズをまず覚えておくと、それだけでも表現の幅がぐんと広がります。単語や熟語を身振り手振りを交えて列挙するだけでも十分に道案内の役目が果たせたりもします。
corner 曲がり角
Go straight and turn right the first coener. まっすぐ行って、最初の曲がり角を右に曲がってください
Intersection 交差点
Cross at the intersection and go down the street. その交差点を渡って、そのまままっすぐ行ってください
traffic light 信号
Go straight until you find the traffic lights. 信号が見えるまでまっすぐ行ってください
turn right 道を右に曲がる
turn left 道を左に曲がる
Just after seeing a highschool on the right side, turn right and go down the street. 右側に高校が見えたら、右に曲がってまっすぐ行ってください
go past 通り過ぎる
Go past the junior high-shcool and turn left the next corner. 中学校を通り過ぎて、次の曲がり角を左に曲がってください
In front of... ~の正面に
In front of the flower market, you can find this Japanese restaurant. 花屋さんの向かいに、日本料理屋がありますよ
next to... ~の隣に
There is a big post office next to the station. 駅の隣には大きな郵便局があります
道案内に必要な心構えはコミュニケーションの根本

英語で道を案内してあげる場面で最も大切な考え方は「うまく表現する」ことではなく、「とにかく伝える」「理解してもらう」ことです。 言葉は意思疎通の手段であり、意思疎通の手段は意思疎通だけとは限りません。相手に情報や意図が正しく伝達できれば、まずは目的達成です。情報伝達のためには正確な表現は必須ではなく、ただの単語の羅列でも、身振り手振りでも、案外通じるものです。 もちろん、正確な表現やこなれた言い回しは、最も効率的で信頼できる情報伝達手段であり、使いこなせるに越したことはありません。 そうした意味で「道案内」は、「とにかく伝えること」を目的とする、コミュニケーションそのものの根本あるいは神髄に立ち返る、非常によい場面です。 目 指す先がほんの目と鼻の先だったら、連れて行ってあげた方が手っ取り早い場合もあります。実際、今やスマホの地図アプリを使えば外国の地理も道も分かりま す。現地人に道を訊ねる必要が生じるのは、並んでいる建物のどちらが目的地かわからなかったり、入り口が分からなかったりといった場合が意外と多いもので す。
道案内の練習は英語学習にも役立つ

道案内は、普段から土地勘を養っておかないとなかなか説明しにくいものですし、英語フレーズも普段から使って慣れておかないととっさには出てこないものです。 普段の生活で道を歩いている時、「いま歩いている道」や「目的地までの道のり」をどう英語で表現するか考えながら歩いてみると、よい英語の練習になります。 これは道案内そのものの練習はもちろん、英語の日常表現の練習にもなります。日常生活の中で「英語で思考する」習慣づくり(=「英語脳」の養成)にも一役買います。

mailの書き方

英語署名の順番

英語の署名は、日本語で署名を書く際とは異なる順番で記入されます。 1. 名前 2. 役職/部門 3. 会社名 4. 会社の住所 5. Eメールアドレス 6. 電話番号 7. ファックス 8. Webサイトアドレス
<英語>
---------------------------------------------------------
Taro Yamada
Manager,Public Relations Department
Tokyo English Campus Co.. Ltd.
123-4-5 Minami-Shinjuku, Shinjuku-ku, Tokyo 123-4567
E-mail: taro-y89@t.englishcampus.com
Tel: +81-3-1133-5577
Fax: +81-3-0022-4466
URL: http://www.tokyo-e-campus.com
--------------------------------------------------------
<日本語>
---------------------------------------------------------
東京イングリッシュキャンパス株式会社 広報部マネージャー
山田太郎
〒123-4567 東京都新宿区南新宿123-4-5
E-mail: taro-y89@t.englishcampus.com
Tel: 03-1133-5577 Fax: 03-0022-4466
URL: http://www.tokyo-e-campus.com
---------------------------------------------------------
つまり、日本とは名前・会社名の順番が異なることが分かります。 この署名を書くため、各パーツを見ていきます。
名前部分

名前を書く際に、苗字(ファミリーネーム・ラストネーム)と名前(ファーストネーム)の書き順で迷うことがあるかもしれませんが、基本的には、ファーストネームが先に書かれます。 名前・苗字ともに頭文字だけを大文字にするのが一般的ですが、苗字だけをすべて大文字で書く場合もあります。
Taro Yamada
Taro YAMADA
ビジネスメールでは、このような書き方をしていれば相手にきちんと伝わります。
役職部分

次に、英語の会社名を書いた後には役職を書かなければなりません。 自分の部門をどう英語でいうのかは確認しておいたほうが良いでしょう。
営業部 Business Department / Sales department
マーケティング部門 Marketing Department
総務部 General Affaires Department / Administration Department
経理部 Accounting Department
財務部 Finance Department
広報部 Public Relations Department
住所部分

英語で住所を書くときには、日本語とは順番が逆になります。 この順番のコツは、「逆」です。
〒123-4567
東京都新宿区南新宿123-4-5
(郵便番号→都道府県→市区町村→字→番地・号)
123-4-5 Minami-Shinjuku, Shinjuku-ku, Tokyo 123-4567, Japan
(番地・号→字→市区町村→都道府県→郵便番号→国)
といった具合です。 英語の「住所」「宛先」の書き方・言い方を学ぼうで、英語での住所の書き方が詳しく記載されているので、合わせて読んで参考にしてください。
メールアドレス部分

英語の場合でも、メールアドレスの書き方はいたって普通です。 日本と同じように、E-mail:のあとに続けましょう。 メールドレスは、電話・ファックス番号の後につけることも可能です。
電話番号部分

電話番号の欄には、社内電話番号・ファックスを記載することが多いです。 また、海外にメールを送る場合には、国際電話をかけられる状態で署名に記載するようにしましょう。 日本の国番号は81です。国番号の後には、電話番号の初めの0を除いて、番号を続けるようにしましょう。
03-1133-5577の場合
Tel: +81-3-1133-5577
まとめ

ビジネスメールの署名に関しても、英語と日本語では違いがあります。 また、この署名に入る直前、英語の本文末尾にも日本語の「敬具」にあたる挨拶と名前を一度書くことも忘れないようにしてください。 英語と日本語の署名の違いを理解して、正しく印象の良いメールを送れるようになりたいものです。

birthday

<お誕生日おめでとう>
Happy birthday!
Congratulations on your birthday!
Best wishes to you on your birthday!

 

 

目上の人

Hope this year brings you a lot of hapiness and good health!

Wishing you sucess, health and happiness on your birthday!

 

友人

This is your day! Have a lot of fun!
(特別な日、おめでとう!楽しんで!)

 

I'm so luckey to have a friend like you. Happy birthday!
(あなたの友人でいられて私はとて幸せです。)

Be good friends forever!
(いつまでも、素晴らしい友達でいてね!)

Thank you for having been born in this world!
(この世に生まれてきてくれてありがとう。 恋人同士